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【理事長ブログ】射水青年会議所の事業・例会ができるまで

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理事長ブログVol.5『事業・例会に至るまで』

2月、3月と立て続けに公開例会を開催させていただきました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。


今回は1つの事業や例会を行うまでの流れをご紹介したいと思います。

1つの事業や例会を開催するためにどのようにしているのかを皆さまに知っていただくことで少しでも当青年会議所の活動に心を寄せていただければ幸いです。


青年会議所では地域にある課題や今後起こるであろう問題を抽出し、その課題や問題を解決するために各委員会がそれぞれの分野で事業を行います。


今年度射水青年会議所では
・より強い組織となるためにメンバーの意識変革と射水青年会議所のビジョンを導き出す「組織力向上委員会」

・まちの魅力を使い誰もが住み続けたいまちへと導く、運動のうねりを大きな波にする「まちづくり委員会」

・責任世代の我々がまちの問題を市民と共有しながら共に解決に向かい、地域力を上げる「地域力向上委員会」

・将来を担う子どもたちの好奇心と挑戦心を育み新時代に立ち向かう心を育成する「青少年育成委員会」

・射水青年会議所の新入会員にJCの基礎を伝え、持続可能な組織として強い人財を育む「アカデミー特別委員会」

以上の5つの委員会を設置しました。



各委員会ではそれぞれが担当する問題・課題を解決するために毎日どうしたら解決できるかを考えています。

事業構築風景01

この昔から受け継がれてきた「英知と勇気と情熱を胸に、如何なる時も青年らしく我が郷土の限りない発展と明るい豊かな射水を実現するために率先して行動することを誓う」という想いがあります。

誰のために、何のために、何をするのか。
青年会議所だからこそできる切り口で明るい豊かな社会を実現するためにメンバー一人ひとりが率先して行動しています。


射水青年会議所では1つの事業や例会を行うのに協議クールを2回、審議クールを1回は通さなければなりません。
勿論、みんなの賛同が得られなければ事業は開催できず年間計画も変更されてしまいます。


1クールでは3回の会議体と1回の財政審査会議を通します。

1回目は正副理事長会議という理事長、副理事長、専務理事、室長、特別委員長、事務局長、財政局長、監査のメンバーで構成される会議体です。

2回目は委員長連絡会議という正副メンバーに各委員長が加わった会議体です。

理事会前に財政審査会議があり見積もり金額は正しいか、費用対効果は良いか、事業ごとの収支決算に間違いないか、コンプライアンスは守られているかなどを精査されます。

3回目は理事会という射水青年会議所メンバーの代表として事業に対する議決権を持つ理事メンバーが一同に揃う会議体です。

理事会風景 理事からの質問01 答弁の様子 理事からの質問02

このようなクールで協議クールを2回通し、審議クールの3回目の理事会で決議が取られ賛成多数であれば事業が開催できることになります。


例えば通常の流れで4月に事業を行いたい場合、12月から議案を上程します。
12月と1月を協議クールで通過して2月の審議クールを無事審議可決されれば4月に開催できることが決まり、通った議案は外部に発信することができるので3月中は一人でも多くの方に来場いただくために広報活動を行い4月の事業を目指します。



中には目的が不透明であったり、背景が読み取り難く上程した議案を遂行する意味が伝わらずに廃案になる議案もあります。
そんな廃案になったり、なりそうになったりする時こそ、成長の機会なのです。
1つの議案をつくるだけでも委員会メンバーに多くの時間を割いてもらい、色んな意見を出し合って議案をつくります。いつの日からか委員長1人の議案ではなく、委員会メンバー全員の想いがこもった議案となり、クールを重ねるごとに議案を通すために必死になり始めます。
いつしか主語が「自分」から「みんな」に変わり、みんなのためにという気持ちになります。
その気持ちこそが、この青年会議所で学べる本質だと私は考えます。

2月事業集合写真

委員長ともなれば昼夜問わず議案で頭がいっぱいになります。
そんな修練とも言われる時間を過ごしてでも開催したかった事業や例会が毎月あります。


誰のために、何のために、何をするのか。
それを見て感じてください。

是非、私たちの運動に心を寄せて、会場まで足を運んでいただければ幸いです。


青年会議所は毎日スーツで飲んでいる団体とよく言われます。
それは、喧々諤々とした会議を3時間~長い時で6時間くらい行った後、自分の議案に意見をいただいたメンバーから更に意見を聞き出すために懇親会が行われます。
そして、4カ月以上の日々を1つの事業を行うために過ごしてきて、やっとの思いで開催できた事業の後は、やっぱり労いの懇親会も大切です。

労いの懇親会

誰に何を言われても構いませんが、一つひとつの行動に意味があるんです。
意味のない行動はない団体です。


青年会議所はこのような会議体が多く組織されています。
私たちでいえば射水青年会議所、富山ブロック協議会、北陸信越地区協議会、日本青年会議所、国際青年会議所があります。
成長の機会は無限です。
全てはあなたの決断次第。

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