現代では親子で過ごす時間が短くなっており、限られた時間の中で、より密に親子で向き合うことが求められています。しかし、子どもは親の些細な言動や態度から自分が愛されていることを実感しきれず、自分で考えて行動することに対して不安を抱く一因となっています。子ども達が自分らしい幸せを見つけるために、ありのままの自分を受け入れ、自分を愛することで、未来に夢と希望を描き自信をもって挑戦していくことが必要です。
本年度、当委員会では子ども達が夢や希望に向かって自ら考え、積極的に取り組んでいけるようになることをテーマに活動します。まずは、親が子どもの気持ちに寄り添う意識を高めるために、親として子どもをありのまま認める重要性を学び、向き合い方を見つめなおすことで、親子の関係性はより強固なものとなります。そして、親からの愛を実感できた子ども達は、ありのままの自分を受け入れ、恐れることなく一歩を踏み出す力を身に着け、その一歩が新たな道を作ることにつながります。さらに、子ども達が自分なりに考えることへの自信を深めるために、課題に対し考え果敢に取り組み、達成することを繰り返すことで、自ら考え挑戦できるようになります。その中で多くの価値観に触れ、異なる相手の価値観を尊重することの重要性を知り、相手の考えを尊重しながらも自分なりの考えを伝え、互いの良さを活かして成果を積み重ねることで新たな価値を知り、自分の可能性を創造できるようになります。そして、その中で今まで気づかなかった自分の良さを発見し、自分を愛せるようになることで、自分の夢や希望を見つけ、積極的に挑戦していきます。
子ども達は、いかなる困難に直面しても自分の考えを信じ、時には周囲と協働しながらも乗り越えていきます。その中で多くの価値観を知り、自分なりの幸せを手に入れていきます。子ども達が幸せな未来を創造できるよう委員会一丸となって精進してまいります。
例会の開催
青少年健全育成事業の実施
価値観の変化が多く、個人の選択肢の幅が広がった昨今、若者の地域コミュニティに対しての関わり合いが希薄化し、愛着が薄れています。地域活動に積極的に関わろうという当事者意識がなければ、故郷に関わる若者が生まれず、将来地域が寂れてしまう不安があります。故郷の発展のため、これからを背負う若者に対して故郷に対して一肌脱げる人たちの想いを伝播していき、地域を活性化させ行動できる意識を醸成することが必要です。
本年度、当委員会では、この故郷に愛着を持って関わる若者を増やすために、故郷を思い活動を続けている人と力を合わせ、想いを伝播し、故郷のために行動を起こすことができる当事者意識を持った若者を増やす活動を行って参ります。まずは、若者の燻っている想いを動かすために、故郷のリーダーたちが行動するに至った熱い想いや、若かりし頃の体験談を聞き意見交換する場を設け、共感を生むことによって、若者がこの故郷に貢献したいといった意欲を高めるきっかけを作っていきます。そして、自ら故郷のために行動できるようになるために、故郷の仲間と共に切磋琢磨していき、地域活動の当事者として地域の人々と関わる機会がもてる事業を行うことで、故郷に対して率先して行動したいと思う意識を高めていきます。さらに、故郷への当事者意識と行動力が最も発揮されるのが、この故郷に不測の事態が起きた時です。いかなる時にも若者が率先して故郷を護ることができるようになるために、市内での災害発生を想定した事業を行い故郷の人々を守る当事者としての行動を学ぶことにより、故郷へのさらなる愛着を醸成して参ります。
故郷のためにひたむきに行動する姿は魅力的であり、その姿に憧れを持つ人が増え、手を取り合って活動し続けることで明るい豊かな社会に向けた好循環が生まれます。そんな若きリーダーがこの故郷に生まれ続ける未来に向け、一年間、委員会一丸となって取り組んで参ります。
例会の開催
まちづくり事業の開催
防災事業の実施
射水青年会議所はこれまで地域に対し様々な事業を展開してきましたが、メンバー一人ひとりが射水青年会議所の活動に対し自分事として捉える意識が足りていない現状があります。射水青年会議所が構築するすべての活動に対し、メンバー一人ひとりが現状に満足せず、十分な理解と参画を積み重ねることで組織は一枚岩となり、対内外へ我々の活動を広く展開し、伝えていくことで地域により良いインパクトを与え続けことができます。
本年度、当委員会では役職や役割を理解しつつも、現状に満足せず、どんなことにもチャレンジする精神を育み、今まで以上に仲間や地域を巻き込むことのできる人材を育成することをテーマに活動します。まずは我々一人ひとりが大切にすべき明確な理念や目的をもち、射水青年会議所があったからこそ故郷や家族、仲間たちが存在するという明るい未来を思い描くことの出来る人材を育成します。そして、何のために、誰のために活動を行う団体なのか、なぜ射水青年会議所でなければならないかということを明確にすることで、情熱を持って直向きに市民の皆さんにメッセージを伝え続け、射水青年会議所のファンを増やします。また、射水青年会議所に所属していることに誇りを持ち、一人ひとりの役割や役職を理解し、互いを尊重し合うことで生まれる愛を育み、すべての活動に対し参画を積み重ねることで共感を生み出し、愛するこの故郷の変革の起点となります。さらにメンバー同士がお互いを尊重し理解することで、今より深い信頼関係を構築し、メンバーのみならずメンバーそれぞれの家族も巻き込んだ笑顔溢れる会員交流事業を開催します。
我々が構築するすべての活動に対し自分事と考えることができ、自発的に参画していくことができれば、情熱を持ったたくさんの事業が展開され、愛する故郷の変革の起点となります。我々が愛するこの故郷から、愛される組織となる活動を共に展開して参りましょう。
例会の開催
研修事業の開催
会員交流事業の実施
広報活動
射水青年会議所には、毎年自己成長や故郷への貢献、人脈の獲得などの理想を描き若者が入会しますが、最初から活動に参加しない、例会や事業を経ても望む結果が得られずに出席率が下がるなどの理由で、成長の機会が失われる場合があります。新入会員が活動を通し、会員間の友情を育む中で楽しみつつ自主性を持ち参加し、活動の目的を見つけ、共に成長し豊かな人生を築き上げていきたいと願う、志をもつ仲間を増やす必要があります。
本年度、当委員会では新入会員に寄り添う機会を創出し共に修練を行う中で、射水青年会議所に所属し活動を続けることで、思い描く理想に近づけると新入会員が実感できることを目指します。まずは、新入会員が青年会議所活動の仲間を知るために、新入会員を中心に交流事業を構築し、これから先、仲間たちと更なる友好関係を育んでいくきっかけとします。そして、奉仕の精神を持つ魅力的なリーダーの在り方を学ぶために、わんぱく相撲を開催し、組織が一丸となって事業を作り上げ、青年会議所活動が故郷に貢献し自らの成長につながるという実感を持ち活動していくことができます。さらに、青年会議所活動を通して培われる真の友情への理解を深めるために、卒業例会を行い、情熱を持ち活動してきた卒業生を送り出すことで、卒業生がもつ強い思いや会員間に根付く強い絆を知り、活動を続けていく動機に繋がります。また、2年目以降の参加目的を明確にするために、新入会員が成長し何を得たいかを具体的に掘り下げ、一年間の活動を振り返るとともに青年会議所の理念と自らの共通点をすり合わせることで、今後さらなる活動基盤を固めます。
人一人では成せないことも、互いを信じ、成長と成功を心から願い合う、絶対の絆で結ばれた魅力的な仲間が多くいれば達成できます。新入会員一人ひとりに、全力で向き合い、豊かな人生を共に歩む同志として、射水青年会議所の宝となる人材に育成して参ります。
例会の開催
新入会員アカデミー事業の実施
わんぱく相撲の実施
卒業式の実施
射水青年会議所は、明るい豊かな社会の実現に向けて日々運動活動を行っており、本年で創立20周年という節目を迎え青年会議所活動の機運が高まっています。我々は、この歴史を紐解き先達の想いに心を寄せ、国際交流事業や青少年育成事業など今後も伝統事業としての継続を目指していきます。そのためには、青年会議所の存在意義や目的を明確にし、自らの使命に向き合い、我々にしかできない運動活動を展開していく必要があります。
本年度、当委員会では、射水青年会議所でしかできない国際交流を継続し、新たな種を蒔く事業を実施し、未来溢れる子ども達の可能性を広げます。まずは、姉妹JCのメンバー達とのさらなる絆を醸成するために、各々がどのような思いで運動活動を展開しているのかを知ります。居住する環境や育ってきた環境は異なるが、故郷を思う気持ちは変わらないと考えます。お互いの地域の未来について語り子ども達の可能性について考え、これからの多様な社会を生き抜いていく子ども達への思いを高めます。次に、母国を思う気持ちを高めるために、日本人としての誇りについて学びます。将来を見据えたときに、様々な文化や価値観に触れた際にも母国を顧みて、相手のことを思いやり、利他の心を持って行動する考え方をもつことにつながると言えます。そして、故郷を背負って立つ子ども達の可能性をさらに広げるために、射水青年会議所メンバーの多様な知識や人脈を活かし関わる人々の成長の機会を提供します。先達が行ってきた伝統的な国際交流に革新的な要素も加味することで、変化の激しい時代も生き抜ける力と創造力を高められる起点とします。
歴史を紐ほどき、メンバー一人ひとりの英知を集結させ、この故郷を明るい豊かな故郷にするという熱い情熱をもち共に運動活動を行っていくメンバーや縁ある全ての人との良好な関係を築き、未知の可能性を秘めた子ども達に向けて、志に生きる一年を全うします。
20周年記念事業の開催
富山新港の発展を望み若いエネルギーが結集した新湊青年会議所と、地域に密着し我がまちの発展を願う想いが結集した射水青年会議所、そしてその誇りを胸に市町村合併に先駆けて誕生した新生射水青年会議所は本年で20周年を迎えます。我々は先達から受継いできたこの襷を、如何に時代背景が変化しようとも本質を変えることなく継承していかなければなりません。そのためにも今一度歴史を紐解き、熱き志を共有する必要があります。
本年度、当委員会では継往開来をテーマに、先達の思いに今一度心を寄せ、継承していくべき本質を再認識し、更にはそれらを明確な志へと変化させてまいります。まずは20周年記念式典です。62年間の歴史を振り返りながら、先達がどのような思いで熱き血潮を迸らせていたのかを知るとともに、その思いを行動へと起こさせた原動力ともいえる情熱をも継承し、この先も市民の意識を変革し明るい豊かな射水の実現に向けた運動ができる組織へと成長していきます。次に射水青年会議所の歴史を振り返るにあたり欠かせないのが3か国にある姉妹JCとの国際交流事業です。いつの時代も文化の違いや価値観の違いから国境を越えた問題が発生してしまう世界情勢において、我々の先達は深い相互理解から真の友情を育み、恒久的世界平和に寄与する絆を構築してきました。そして今なお、何も変わることなく交流を続けてこられているのは、紛れもなく「明るい豊かな社会の実現」という共通の目的があるからです。先達が築き上げてきた友情に感謝しながら我々も更なる強い絆を構築し、青年会議所だからこそできる国際交流事業を展開してまいります。
いつの時代もまちを動かすのはエネルギー溢れる元気な若者であり、損得基準ではない心の行動が人々に共感を生み、やがては明るい豊かな社会の実現への大きな力へと変わっていきます。そんな若者が集う射水青年会議所であるよう一年間、志に生きてまいります。
例会の開催
20周年式典の開催
国際交流
射水青年会議所は、新湊・旧射水青年会議所の統合から20年が経過しました。組織は長い歴史と伝統を誇り、これまでの先輩たちが築いてきた使命を受け継ぎ、統制の取れた団体であり続けるべきです。事務局はメンバーがこれからも活動を展開し、メンバーの成長の機会を提供するために円滑な会議と日々の活動を通じて、メンバーが最大限の力を発揮できる環境を整え、日々の活動に全力で取り組むためのサポートをする必要があります。
今年度、事務局では、円滑な会議の運営や運営幹事会にて各委員会の情報共有をし、射水青年会議所メンバーが一枚岩となって活動していけるように下支えをしていきます。まずは、メンバーの思いを一つにして活動していくために、新年式典を開催し射水青年会議所の一年間の方向性を確認することで、活動意欲が高まるとともに一年間全員が足並みをそろえて活動を行えます。そして、射水青年会議所の運動をよりメンバーに周知してもらうために、これからの射水青年会議所を担う次世代の人材を中心とした運営幹事会を開催し、各委員会の情報共有を行い、委員会の垣根を超えて絆を深めることで、多くのメンバーを巻き込んだ運動を行えるようにします。さらに、会議の運営を円滑にし、議論を活発に行うために、定款や規則を守り会議を行うことで、議案書が理解しやすく、より伝わりやすいものになり、各委員会が運動を大きく広げ市民を巻き込めるようになります。また、メンバー個人が成長の機会を積極的に掴みに行くために、各事業の参加意義を運営幹事会から伝えることで、運動に対する意識を高め積極的に参画するメンバーを増加させます。
射水青年会議所で当たり前のことを当たり前に行う姿勢が全体に根付き、メンバーが内に秘めている力を発揮することで大きな運動へと繋がります。そしてこれからもメンバー全員が足並みをそろえて活動を行えるよう、一年間志高くして活動に邁進してまいります。
新年式典の開催
定時総会の開催・運営
運営幹事会の開催
射水青年会議所の運営及び各種取りまとめ
事務局の運営管理
庶務全般
射水青年会議所は今年度で創立20周年を迎えますが、明るい豊かな射水を目指すべく地域に広く貢献する活動を行ってきました。2013年度に公益法人へと移行して以来、限られた予算を公平かつ柔軟に運用しつつ、公共性、透明性をもった財政運営が求められています。青年会議所として信頼ある組織であり続けるためには、会として法令や社会的道徳を厳守し、より効果の高い財政運営を行っていく必要があります。
本年度、財政局では公益法人の会計ルールを順守し周年記念事業のための周年特別会計繰入金を組み入れた予算編成を行い、青年会議所、公益法人として適切な財政運営を行うことで射水青年会議所のさらなる発展に寄与します。まず、各委員会が公益法人の会計ルールの範囲内で想いを込めた事業を実施できるように、各委員会との連携を活発に行い、予算指導とアドバイスをすることで、最適な効果を得られることに繋げます。そして、各事業の予算編成と決算が公益法人の会計ルールに適合しているか、背景・目的に対して効果的な予算編成になっているかを審査するために、月に一回財政審査会を開催します。そして、射水青年会議所の活動の方向性を一致させ、効果的な運動活動を行うことに繋げるために、総会の意義・目的を周知し厳粛な総会を開催し、射水青年会議所の重要事項を全メンバーに承認していただきます。また、未来を見据えた新しい組織運営を行うために、全メンバーに対して法人格の移行について理解を深めてもらい、射水青年会議所としてどのような法人格が適しているのかを検証し、近年予定されている公益法人格からの移行に向けて計画を行います。
射水青年会議所が公益法人として適切な財政運営を行い、組織を健全な状態に保つことで、地域にとって信頼ある組織であり続けることができます。明るい豊かな社会の実現に向け、射水青年会議所が更なる発展を行っていけるよう財政運営に取り組んでいきます。
定時総会の開催・運営
財政審査会の開催
射水青年会議所の財政管理全般
公益法人格の移行に関する検証・計画